有限会社マザーバインズはワイナリー設立に関するトータルコンサルティング企業です

こんにちは。マザーバインズ&グローサリーズ株式会社の丹羽(にわ)です。

今回は、弊社の親会社である有限会社マザーバインズの事業内容及び、企業ロゴなどについてお話をさせていただきます。

有限会社マザーバインズの主な事業内容

有限会社マザーバインズは2000年に創業した、ワイナリー設立に関するトータルコンサルティング企業となり、主な事業内容は次の通りです。

  • 搾汁機やタンクなどの醸造機器の輸入販売、メンテナンス
  • 葡萄の植栽計画から商品計画、ワイナリー運営のために事業計画のサポート
  • フランスボルドー産のワイン用醗酵資材の販売・プロモーション
  • ウイルス検疫済みの葡萄のクローン苗木の販売・管理
  • 委託醸造の受け入れと通年の醸造指導プログラム(マザーバインズ長野醸造所)

以上の事業内容など、イチからワイナリー設立に至るまでの総合的なコンサルティング業務に従事しております。有限会社マザーバインズ自体でも委託醸造専門の醸造所をを運営しております。

有限会社マザーバインズが運営する長野醸造所

有限会社マザーバインズの企業ロゴ

有限会社マザーバインズの企業ロゴ

コチラが有限会社マザーバインズの企業ロゴになり、弊社専属のデザイナーによる作品です。これまでに数多くのワイナリーの企業ロゴ、ラベルデザイン、コンセプトなども手掛け、業界内からの信用も厚い、ワインに精通しているデザイナーと言えると思います。

会社名の「マザーバインズ」は直訳すると母なるワインの樹。いわゆる母樹(ぼじゅ)を指します。地上から水分や養分を吸い上げ、その養分が果実(葡萄)に渡り、口に運ばれ、また土に還る。この循環を表す「メビウスの輪」に、その母樹を投影したデザインとなっています。

そして、上から会社ロゴ、会社名、最下部にはワインメーカーやエンジニア、ソムリエなど、各部門ののプロフェッショナルな職種名が羅列されています。弊社は社員10名ほどの小さな会社ですが、各部門の職種名を、それぞれの知識(養分)に見立て、根から吸い上げられて融合し果実(葡萄)となり、消費者に届く。ひとつのワイナリーが社会や地域と融合し、持続可能な事業として続いていくこと。すなわちワインを通して「社会とともに循環してゆく」という意味も込められています。

良質な国産ワインをより多くの方々へお届けしたい!

2023年4月現在、国内では約500軒ほどのワイナリーがあると言われており、そのほとんどは数名のスタッフまたは家族のみで運営を行っている「小規模ワイナリー」です。その中でワイナリーが抱える大きな問題のひとつが販売方法と販路の拡大です。

冒頭でご説明した通り、弊社がトータルコンサルティング企業として協力させていただいた、各ワイナリーの方々が手塩にかけた職人技が光る!まさに!良質な国産クラフトワインが完成したとしても、ワイナリーの方々だけでは、どうしても消費量の大きい都内を中心とする都市部への販売やプロモーションまで手が回らない状況になります。

マザーバインズ&グロサリーズ株式会社の設立

ワイナリー設立に関するトータルコンサルティング企業として各ワイナリーの協力させていただき、良質な国産クラフトワインが完成した後、より多くの消費者に味わっていただくために、最後まで責任を持つべく!2013年に日本のワインマーケティング、販促事業会社として、マザーバインズ&グロサリーズ株式会社を設立する運びとなりました。

新宿弐丁目横丁における試飲会の様子(2021年10月)

現在、マザーバインズ&グロサリーズ株式会社では、都内を中心に20社以上の卸売、酒販店及び、約80軒ほどの飲食店様とお取引させていただいており、主にお取引先の飲食店様をお借りして、試飲会やペアリング付の食事会などを通して、弊社が取り扱わせていただいている国産クラフトワインをより多くの方々に体感していただき、販路の拡大に努めさせていただいております。

実際にお取引ワイナリー様から「都内への販売、プロモーションを代行いただいているおかげで、本業のワイン造りに注力できる」といった嬉しいお言葉もいただいております。弊社としては「ワイナリーの東京支店のような立ち位置」と思っていただき、ワイナリー様には本業に注力してもらいたいという気持ちがあります。

次回のブログよりマザーバインズ&グローサリーズ株式会社をより詳しくご案内させていただくほか、試飲会やペアリング付の食事会のご案内などの告知もさせていただきますので、ぜひ!引き続き、よろしくお願い申し上げます。