【2024/6/15開催】原山農園きふたと×THE WINE にて新商品「taUtau(たゆたう)」発売記念イベント開催!@東京都渋谷区

こんにちは。マザーバインズ&グローサリーズ株式会社の丹羽(にわ)です。2024年6月15日(土)にJR渋谷駅から徒歩10分の『THE WINE by TOKYU DEPARTMENT STORE』様にて、長野県諏訪郡原村にある「原山農園きふたと」様を招いての試飲即売会を開催いたします!

原山農園きふたとの皆様。左から日達俊幸さん、貴子さん、楓子さん、桐子さん

イベント詳細

イベント名:原山農園きふたと 新商品「taUtau(たゆたう)」発売記念試飲会
日時:6月15日(土)11:30~18:30
場所:THE WINE by TOKYU DEPARTMENT STORE(〒150-0046 東京都渋谷区松濤1丁目5−3 オクシブビル 1階)
※有料試飲についてはキャッシュオンにてお支払いとさせていただきます。
アクセス:JR渋谷駅より徒歩10分

新商品の「taUtau(たゆたう)」

標高約1,000mの冷涼地、自然豊かな高原での葡萄栽培

まずは原山農園きふたと様についてご紹介いたします。きふたとさんのある原村は、長野県の東南部の八ヶ岳西麓、標高900mから1300mに位置する高原にあり、東には八ヶ岳連邦を間近に、北に蓼科山・車山、西に諏訪湖、そのはるか後方に北アルプス連邦を望む360度のすばらしい眺望に恵まれた、自然豊かな環境が特徴です。

原村は、この恵まれた自然環境を生かしホウレン草やセロリなどの高原野菜や、アネモネ・シクラメンなどの花卉栽培を中心とした農業も盛んで、美しく住みやすい場所として、近年は特にペンション村を中心とする観光面でも注目されています。

オーナーの俊幸さんと自社畑

ワイン用葡萄栽培のきっかけ

代表の日達俊幸様は長野県諏訪郡原村ご出身で、会社員を経て30歳でご実家の農家を継ぎました。奥様の貴子様と共に、主にほうれん草栽培を行いながら「周辺の耕作放棄地をどうにか活かすことはできないか」と一念発起。原村で初めてワイン用ブドウのカベルネ・ソーヴィニョンを植栽したことが葡萄栽培のきっかけでした。のちにご子女2人が就農したことにより、家族4名体制となり現在に至ります。

「きふたと」という農園名は、きりこ(双子姉)、ふうこ(双子妹)、たかこ(母)、としゆき(父)それぞれの名前の頭文字を取り合わせたものになります。家族の絆が感じられる素敵な名前です。

左から日達俊幸(としあき)さん、貴子(たかこ)さん、楓子(ふうこ)さん、桐子(きりこ)さん

葡萄畑について

現在、葡萄畑の広さは約1ha。シャルドネ、ピノグリ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリング、ゲヴェルツトラミネール、ピノ・ブランの白葡萄品種を6種と、カベルネ・フラン、メルロー、ピノ・ノワールの黒葡萄品種3種の計9種類を試験栽培も含め、各約500本づつを植栽管理されています。

自社の葡萄畑に虹がかかる様子

高原での葡萄栽培における環境について

葡萄畑のある原村は、毎年冬には氷点下-15度にもなる寒冷地のため、ハウス栽培のピノ・ノワールを除いて遅霜で、赤品種が全滅してしまう年もあるなど、葡萄にとってはやや過酷な環境ともいえます。しかしながら、この冷涼で厳しくも思える環境は、葡萄にとって有利に働くことも事実です。

1日の寒暖差が大きいことで葡萄木は果実に栄養を蓄えようとし、夜温の低さゆえに酸が落ちにくく、糖分が十分に上がるまで収穫を待てるため、結果完熟した葡萄を収穫することができるのです。原山農園様の栽培実績と、原村がワイン特区にも指定されたことも後押しとなり、現在、原山農園を含め5社がワイン用ブドウの植栽を始めており、地域としても盛り上がりを見せてきています。

冬には積雪もあり、凍害から守るために葡萄木に藁を巻いています

醸造とラベル(エチケット)について

醸造は双子のお姉さんである桐子さんが担当されています。過去に弊社マザーバインズ長野醸造所にて委託醸造プログラムにご参加、その後国内ワイナリーで醸造経験を経て、山梨大学ワイン科学士を取得されました。2024年には、ニュージーランドのSATO WINESにて、収穫を含むワイン醸造研修を経験されました。

関連リンク:マザーバインズ長野醸造所 / SATO WINES

ニュージーランドのSATO WINESにて葡萄収穫を行う桐子さん

ラベルデザインはすべて、双子の妹である楓子さんが描かれています。geek zombie名義でアーティスト活動もしており、イラストだけでなくリングやブローチ、コルクを使用したキャラクター製作などのグッズも展開しています。パンフレットは姉の桐子(きりこ)さんが制作。2人のセンスが反映された愛らしいデザインも人気で、ファンも多くいらっしゃいます。

2023年に発売された白ワイン3種類。可愛らしいラベルが並ぶ

関連リンク:geek zombie(instagram)

THE WINE by TOKYU DEPARTMENT STOREについて

今回の試飲会会場でもあるThe WINEは、「お酒は趣味でありファッションである」を基本コンセプトに、世界中のワインを取り揃える都内随一のワインショップです。2023年に解体された東急百貨店渋谷本店の地下にあったワイン売り場「THE WINE」が奥渋・松濤に移転し、路面店として2023年3月にオープンしました。

THE WINEの外観

移転にあたり、商品ラインナップが大きく変わったとのことです。以前よりも稀少性の高いワインやナチュールワインなども充実し、現在は約2,000種類ほどと、圧巻の品揃えです!

世界中から集められた約2,000種類のワインが並ぶ店内

関連リンク:THE WINE by TOKYU DEPARTMENT STORE

さいごに

当日は、桐子さんと楓子さんのお二人が売り場にてご対応いただけます。きふたとさんとしては、都内初の試飲イベントの開催となり、当日は新商品の「taUtau」に加えて、すでに完売してしまった商品数種類も、特別に販売いただけます!皆様のご参加お待ちしております。

原山農園きふたとの皆様。左から日達楓子さん、桐子さん、貴子さん、俊幸さん

ワイナリー情報

原山農園きふたと
〒391-0104長野県諏訪郡原村払沢11151