有限会社ワンマインド様との新プロジェクト「craftsman -クラフトマン-」のワイン醸造がスタート!

こんにちは。マザーバインズ&グローサリーズ株式会社の丹羽(にわ)です。今回は、長野市を拠点に飲食店を展開されている有限会社ワンマインド様と始まった新プロジェクトについてご紹介いたします。

有限会社ワンマインドについて

株式会社ワンマインドは、代表の林信行氏が飲食業を通して長野県はもとより、県外や海外から訪れる方々に喜びと幸せを届けるため、「長野に新たな食文化を創造する」という理念のもと2005年に創業されました。そして長野市南長野南石堂(いしどう)町に、第一号店となる居酒屋「だいだらぼっち」を開業されました。

会社名の「ワンマインド」はスタッフ達やお客様、お取引様、交友関係とつながるすべての人たちの思いや心が一つになること、そして飲食業を通して皆さんが幸せになることを意味しています。現在は、ご子息の林海地氏、林俊帆氏と共に4店舗を展開されています。本文の最後に、2024年9月にオープンした新店舗「酒場WOODS」もご紹介いたします!

ワンマインドの皆様(左から水井店長、込山シェフ、林海地さん、林俊帆さん)

関連リンク:有限会社ワンマインド

ワインのペアリングイベントをきっかけに

ワンマインド様との出会いは、2024年の3月10日に長野県長野市にある、ピザ&ワイン酒場シロッコにて開催した「シロッコ×和音人 ワインペアリングディナー」でした。高山村産ワインの認知度向上と長野県ワインの県内飲食店への普及を目的に行ったこのイベントにて、株式会社和音人様との「Mr.Pairingプロジェクト」に共感いただき、「うちでもオリジナルのワインがつくってみたい!」という林様からのご要望をいただき、実現しました。

イベント当日、開催メンバーと一緒に撮った集合写真

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「craftsman -クラフトマン-」プロジェクト始動!

「craftsman -クラフトマン-」プロジェクトは、2024年9月18日、ワインの原料である葡萄の収穫からスタートしました。収穫先は弊社ワイナリー「マザーバインズ長野醸造所」と同じ村内にある角藤農園様です。ヘクタールという広大な敷地と大手ワイナリーにも原料供給を行う質の高い葡萄に定評がある葡萄園です。収穫当日は32°を超える炎天下(の日陰のない中!)ワンマインドの社員さんをはじめ、須坂市にあるイタリアン「Kitchen&Bar SABO」の方々など総勢10名でシャルドネを収穫しました。

集まったメンバーの皆さんが収穫を行う様子

関連リンク:Kitchen&Bar SABO

コンセプトは「生産者、醸造者、注ぎ手3者の顔が見える形で作り出すワイン」

飲食店にとってワインを選ぶ基準は様々です。ワインにこだわるお店ならば「お店の料理に合うワイン」が1つの取り扱い基準になっていることでしょう。また、仕入れの価格で決めるお店もあれば、価格が高くても味わいを重視するお店もあります。

生産者との繋がりを大切にしてきたワインマインドにとって、ワインも店舗で取り扱う食材と同様に、「生産者や醸造者の顔が見える」ことを基準として、主に長野県産ワインを数多く取り扱っています。

高山村の角藤農園にて、ワイン用の葡萄の選果と収穫を行う林海地さん

「craftsman -クラフトマン-」プロジェクトで伝えたいこと

このプロジェクトについて林俊帆さんに伺いました。

ついにスタートしましたね!よろしくお願い致します。早速ですが、このプロジェクトの目的や今後の目標について教えていただけますか?

ありがとうございます!このプロジェクトの目的のひとつは、弊社社員(クルー)の食リテラシーの向上です。弊社は長年、県内産を中心に国内外のワインを数多く扱ってきました。その中で私自身、社員のみんなにも料理に使う食材と同じように「ワインやワイナリーについて知ってもらい、もっと好きになってほしい」という想いがあり、どうしたらいいかと考えました。

御社は店舗で使用される食材にも大変こだわられていますよね。

はい。ワインの場合は、原料ブドウの収穫から製造の一部に携わらせていただくことで、社員ひとりひとりにワインの原料である、葡萄を育てることの大変さや、醸造家の苦労や努力を知ってもらえたらと思っています。

ブドウの圧搾機へ収穫した葡萄を投入する林俊帆さん

「ワインを扱う側」から「つくる側」になることで、新たに見えてくるものがあるということですね。

そうですね。食材もワインも出来上がるまでの過程を知ってもらうことが重要だと考えています。そのストーリーをきちんと消費者(お客様)に伝えるのが飲食店の役割でもあります。結果として、それが付加価値となっていくんですね。

たしかに、飲食店でただ料理やワインを出されるより、それらについてきちんと説明してもらえると食事がさらに楽しく感じられます。

長野から新しい食文化の発信していきます!今後ともよろしくお願いいたします!

どんなワインが完成するか楽しみですね!引き続きよろしくお願いいたします。

当日ブドウ収穫と醸造にご参加いただいたされた皆様と記念撮影

長野駅から徒歩1分の好立地に新店舗「酒場WOODS」をオープン!

信州産の食材や地酒・ワイン・クラフトビールを取り揃える地産地消の総合居酒屋「だいだらぼっち」、落ち着いた個室とオープンキッチンのカウンターのある炭火焼串焼きを楽しめる「だいだらぼっち二の坊」、ワインをカジュアルに楽しめるワイン酒場「シロッコ」に続き、ワインマインドとして4店舗目となる新店舗「酒場WOODS」が2024年9月6日にオープンいたしました!コンセプトは「大衆料理とお酒 大人のサードプレイス」。長野駅から徒歩1分という好立地です。長野県にお越しの際はぜひお立ち寄りください!

オープン当日の酒場WOODS外観

【店舗情報】長野県長野市南千歳1-19-8 1F
【電話番号】026-217-4165
【営業時間】(平日)16:00~25:00、(土)14:00〜25:00、(日)14:00〜24:00

関連リンク:酒場WOODS(instagram)

当社ではプライベートブランドワインの共同開発も承っております

マザーバインズ長野醸造所にて、醸造工程について説明をする石塚醸造長

当社では、今回の様なプライベートブランドワインの製造も随時承っております。目指すワインスタイルを決定後、醸造長と相談しながら醸造(酵母や樽の有無&熟成期間)の工程を決定してゆきます。原料は同村内にある角藤農園様の葡萄を購入・使用させていただいております(2024年度現在)。
ご興味のある方は丹羽までご連絡下さい。

マザーバインズ&グローサリーズ株式会社
担当:丹羽
Mail:mothervines-n@mothervines.com
TEL:080-2190-6841